山口県は、日本海、瀬戸内海、響灘、3つの美しい海に面しています。本州の最西端に位置しながらも、九州との距離も近く、海底にある「関門トンネル」をくぐれば、徒歩約15分で福岡県に到着します。九州に近いこともあって暖かい地域ばかりかと思いきや、山間部の冬の積雪は、深いときで20~40cmにもなります。それに伴い、多くの道路は凍結しやすいので、車の運転には注意が必要です。
また、山口県民のドライバーを悩ませるのが「黄砂」です。山口県は毎年2~5月になると黄砂の影響を強く受けます。黄砂は、大陸の乾燥地域で吹き上げられた土壌や鉱物粒子が偏西風に乗って日本に飛来します。黄砂による自然環境や人体への悪影響が問題視されていますが、車にはどのような影響を及ぼすのでしょうか?
黄砂が車に付着すると、シミができ、車をひどく汚します。また、花粉と同時期に黄砂が飛んでいる際は、特に注意が必要です。花粉の汚れに粘り気が混じり、とても頑固なシミになってしまうので、簡単には取れません。また、黄砂が混じった雨が車に降り注ぐと、独特の輪の形をしたシミがつきます。その場合のシミは、塗装より硬いことが多く、シミをとるためにボディに傷をつけてしまう可能性があります。もし、黄砂がなんらかの形で車に付着した場合は、速やかな洗車が必要です。さらに、洗車のあとにクリーナーを使い、塗装表面の汚れをとる、コーティングをしている場合は専用メンテナンス液で磨くなどすると、さらに効果的でしょう。毎年、黄砂が飛来した後の時期になると、塗装がおかしい、ボディに傷がついている、汚れがとれないなどの声が多く上がっているようです。少しでも、そのような被害を防ぐために、日常のケアをしっかりするようにしましょう。マメな洗車が車とお客様のお財布を救います。
山口県は車社会です。そのため、整備工場も数多くあります。車検の際、黄砂についてお話すれば、コーティングや塗装についての相談を受けてくれる工場もあるでしょう。当サイトでサービス内容をしっかり比較して、お客様に合った車検工場を見つけましょう。