熊本市は、2012年4月1日に政令指定都市になりました。九州では、福岡市、北九州市に次いで3番目に人口が多い都市です。多くの企業や商業施設が立ち並んでいたり、中心部にあるアーケード街が賑わっていたりするなど、活気のある街並みが見られます。また、2011年には九州新幹線鹿児島ルートが全線開通し、熊本駅に新幹線駅が併設されるなど、近年熊本市の勢いの良さには、目を見張るものがあります。こうした都市部の機能を持つ一方で、熊本市は別名「森の都」とも称され、自然が豊かであることも有名です。加えて、市の中心部に白川・坪井川・井芹川の3本の川が流れていることや、豊かな湖、地下水があることを称え「水の都」とも呼ばれています。都市と自然が共存し、住みよい街並みであることから熊本市の人口は年々増加の一途を辿っています。
熊本市には市電が走っています。路線数は5本、運転系統は2系統あるため、市民の多くの人が利用しています。前述したように、新幹線の開通などもあって、鉄道の利用者が増加している熊本市ですが、基本的には「車社会」であると言ってよいでしょう。自動車保有台数も年々増加傾向にあります。他の大都市と比較して、交通事故発生件数は少ないほうですが、今後も交通量は増えていくことが想定されるため、事故を引き起こさないよう努力することは運転者の責任です。しっかりと安全運転を心がけるようにしましょう。
安全運転を心がけることは、運転マナーを守ることだけではありません。車両状態にも気を配ることだって安全運転への努力と言えるでしょう。日常点検はきちんと行えているでしょうか?ワイパーやタイヤ、ライトのチェックなど、車に詳しくなくてもできる点検はたくさんあります。また、エンジンやブレーキなど、専門家でないと分からないような部分に不安を感じた場合は、車検工場で見てもらうのが一番です。プロに診断してもらい、整備を施してもらいましょう。車検時以外にも点検・整備のサービスを提供している車検工場はいくつもあります。お近くの車検工場のサービス内容をしっかりと確認し、いざというときに頼れる工場をチェックしておくと良いですね。