北海道の県庁所在地である札幌市は、約200万人もの人口を有する日本最北の政令指定都市です。北海道の経済、政治の中心であることから、北海道に降り立つ多くのビジネスマンが札幌を訪れます。また、北海道庁旧本庁舎、通称赤れんが庁舎や札幌市時計台などの観光名所も数多くあり、毎年多くの観光客も訪れます。やはり札幌市は北海道の顔、目的はさまざまですが、多くの人が行き来する街であることには間違いありません。
札幌市は20の政令指定都市の中で、年間降雪量、降雪日共にナンバーワンです。雪の多く降る街での車走行は危険が伴うので、十分に注意して走るようにしましょう。車間距離を十分にとることや、急発進・急ブレーキを避けることなど運転への注意はもちろんのこと、車両状態にも気を配るようにしましょう。雪は車の状態に悪影響を及ぼします。たとえば、雪の中車を長らく放置しておくと、ドアが凍結する可能性があります。無理にこじ開けようとすると、ドア回りのゴムに傷をつけたり、ドアごと破損する場合があります。ドアの凍結は、お湯をかけて溶かすのが良いでしょう。また、雪道走行をしたあと、必ず洗車をしましょう。雪道には融雪剤が撒かれています。もし車に融雪剤が付着してしまい、気づかずにいると、ボディやタイヤのホイールなど車の下回りが錆びてしまう可能性があります。きちんと洗車をして車を美しい状態に保ちましょう。ただし、水洗いしたまま放置をするとそのまま車のドアなどが凍結する恐れがありますので、きちんと乾かすことを忘れずに。
札幌市は、1世帯あたり約1.07台の車を所有しています。人口が多い割には、所有している車の数も多いです。また、冬には雪道走行を強いられるため、通常より交通事故が起こりやすい街と言っても良いかもしれません。だからこそ、車の点検・整備はしっかり行わなければなりません。車検工場の中には、日常点検や整備を行ってくれるところもあります。整備工場によって特徴はさまざまですので、サービス内容をしっかりと確認して、あなたの求める条件にあった工場を見つけ、車検や整備を行ってもらうようにしましょう。